E-bike のフィットも可能です

初めてのE-BIKEのフィッティングをやらせていただきました。クランク長さの変更がラインナップの都合行えないのですが、サドル、ハンドル、ステムとグリップはペダルバイク(一般的なロード)と同じパーツを使っているため、同様なフィッティングが可能です。

E-BIKEとは言えライダーのお悩みは重なる部分が多く、座ること、ハンドル&ブラケットに関わるグリップのお悩みでした。ファーストバイクだったこともあり、座ること、漕ぐこと(足首の角度)、グリップの方法、についてオプションのレッスンをさせてもらいました。どのように考え、マネジメントを行えば良いのか丁寧に説明するので、フィッティングを行う時のおすすめのオプション:3300円で行っております。

アシストがあるバイクですが、ケイデンスを決めてあげると上半身の角度を管理することができます。ペダリングの回転数によってやりやすい上半身の角度があるため、ビギナーのライダーの方は、ケイデンスの数値管理を行うことで安定した姿勢を管理できます。特にサドルに座る事になれていない、座る事に心配があるライダー方ご相談ください。

フィッティング事例

サドルに座る事、手の痺れのお悩みを持つライダーでした。長時間のライドでもストレスのないポジションにしていきます。

フィット前
フィット後

坐骨の幅に合わせたサドルに交換、肩幅に合わせたハンドルバーにしました。合わせて、サドルの座り方グリップの握り方のレッスンを行い自然なフォームの構築です。事前に身体測定を行い可動域の把握、怪我履歴がないため自由に再定義することができました。

自転車はサドルに座り続けるスポーツですので、座ること自体をシンプルに、簡単に繰り返しできるポジションです。コンパクトなポジションですが、フォームが体に馴染んできたらステムの長さを伸ばして行きましょう。3ヶ月程度は集中してフォームの習得していきます。

フォーム作りはグリップから

道具を扱うスポーツでは、セオリー(スキル)があって長い歴史で培われてきた先人たちのノウハウが詰まっています。数あるスポーツのなかから自転車を選んだあなたに、僕なりの考えが詰まったグリップ(握り方)をお伝えします。

道具を扱うスポーツでは当たり前のように、初歩の段階で「グリップ」を習うはずですが、こと自転車では語られずフィッティングの時には、グリップの方法のコーチングを行うことも少なくありません。正しく握れないとサドル〜グリップまでの距離感がバラバラで再現性が低く、フィッティングで作ったポジションの違和感がきえません。

自転車ではグリップに始まり、座ることを感じ、足を回す動き

が自然と作られます。グリップは、ライダーが自分の目で見て、コントロールできる唯一の「型」でもあり、真似をすれば良いのです。奥が深いですが、是非とも身に付けたいグリップについて紹介したいと思います。

グリップは安全であること

ブラケットに中指か人差し指を引っ掛け、写真のようにブラケットの上に乗せます。コップを「トン」と置くように、短掌筋をブラケット押し付け、バイクに対して真下に力がかかるようにします。結果、路面の振動を押さえつけることができます。ダンシング〜シッティングなどのポジションの変更にも対応しやすく、手の握り換えが少なく安全に走ることができます。

機能的なグリップであること

体や手首の構造を踏まえると、「とうくつ」「しゃっくつ」「回外」「回内」ができて、ニュートラルポジションを含むと、6パターンの動かし方ができます。あなたは、グリップのマネジメントできていますか?手を乗せるだけになっていませんか?バイクとの接点部分をしっかり固定できると、再現性がよく練習の質が上がり、成果が出やすいのです。フィッティング では、手首に怪我や後遺症がない場合は、それぞれの動きができるかチェックして自然なハンドルの幅を提案します。

シンプルな握り方であること

ロングライドに行くと、当然ですが気をつけることや面倒なことをやらなくなります。その反対にシンプルで握りやすいから、疲れていても、路面の凹凸があっても、高いスピードで爆走していても、必要な分だけ力をバイクにかけることが何度も同じようにできるのです。

スポーツの中で最も長い時間フィットネスが行える一方で、体への負担も計り知れないサイクルスポーツですが、自然なグリップを身につけ、ポジションをより簡単にして快適なライディングを楽しんでもらいたい。手首の使い方は上半身、足首の角度と連動しているので、バラバラではなく関連性をもたらす事がコツです。

バイクポジション

グラベルバイクのフィット

グラベルバイクのフィットはワクワクする!腕がなるって感覚です。ライダーのスキルとスタイルをポジションに色濃く反映できるから。

マウンテンバイクやオフロードバイクはスキルの出し入れがやり易いポジションになります。オフロードでは簡単に転倒やスリップしてしまうので、スキルの器の中に収まるようにします。

全てが自転車のスポーツなのですが、カテゴリーでまとめてみるとDH、4X、BMXはスキルの上に体力を乗せる。ROADやTTは体力の上にスキルを乗せる。もちろんゴールまでの戦略やイメージも日々の練習も。シクロはどの立ち位置だろうか…

オフロードは自然を味方に、ロードは集団を味方と考えるのが面白い。

フィッティングの難しさ

柔軟性が高いライダーは「自分でもポジションが落ち着かない」悩みもありフィットの難易度が上がる事もしばしば。可動域の広さ、それがトラブルの引き金になる場合もあります。最近のフィットで思うことが言語化できたので!

ライダーがパフォーマンスを変えたい!

とした場合バイクの上で同じ練習を繰り返すことができると強くなります。またその反対で、繰返すことができないと強くなりません。多くのライダーは、フィジカルが強くないことを何とかしたいので、姿勢(フォーム)を動かし力の加わり方を変化させる事で力が出る動きを探り当てます。結果、スポーツでの動きの効率化を図ると直線運動に行き着くのでサドルが高くなり、力のトルクを上げたいから伏せます。いずれ身体の使い方に偏りが出るので痛みのトラブルがでてしまう。よく言うオーバーユースです。ライダーのレベルによってマッチしない場合もありますが、ポジションを考えるときのポイントは、ライダー自信で再現できる動き!となります。

スポーツ経験の少ない方

反復練習が脳味噌と筋肉が繋がっていないのでイメージが出ません。フィットではライダーの骨格をバランスよく動かせる位置に一旦導いて、ライダーに良い感覚を体験してもらい比較材料を作ってからがベストポジション構築の近道だったりします。じつはこれ、全てのスポーツに共通しています。比較的行いやすいのがサイクルスポーツ。ライダーが知らなくて良い感覚を提案するときが、フィッターが最も集中するところです。ここでギアが噛み合わないと、うまくいきません!

この写真が珍しく硬い表情なので使ってみました。