フィッターは自転車遊びの羅針盤を扱う人

先日はご縁でパラアスリートのフィッティングの依頼をいただいた。もちろん前例がないので、ベストポジションをライダーと一緒に想像し、その都度考えながらの作業でした。皆さんポジションは快適ですか?←数年前の記事です。

目次

  1. ポジションって自転車によって違うのですか?
  2. 過去の当たり前はもう使えない

ポジションって自転車によって違うのですか?

バイクによって、分けないといけないのですか?と同じ現場のスタッフにふと聞かれた時、瞬時に説明ができなかった。タイムトライアルバイク、マウンテンバイク、ロード、グラベルと日々自転車があそびが進化しています。

当然ポジションの作り方や考え方も変わるはずですが、ポジション多様性の流れにのっていますか?と自分に投げかけられた一石として受け止めた。一緒に働いているスタッフの一言で、流に乗れていない自分に気がついたの頭を整理しながらまずは一歩を踏み出したい。

第9回しろさとTT200第9回しろさとTT200は2025年3月23日(日)開催!自動車テストコースを走る200kmのノンドラフティングレース。エshirosato-tt.com

●城里TTなどいい感じで盛り上がっているタイムトライアルバイクでは、純粋なタイムトライアルからトライアスロン等の競技特性や距離・強度に合わせてポジションを作ります。体が快適な〇〇がテーマに置くことが、ポジション作りの最初のステップとして、やりやすいのではないでしょうか。

サドルの高さやエアロハンドルの角度や高さをアレンジし、ライダーが快適にゴールまで行けるポジションを作ります。ライバルが「時」「距離」のため、マイペースに走る続けることが優先順位が高いのです。

●マウンテンバイクではペダリング重視のクロカンを例に、マッド、ロック、サンドと言ったペダリングがやりにくい意地悪セクションが存在します。タイヤを食わせて走る都合、トルク重視で175ミリのクランクを定番で使い、約5〜10ミリサドルの高さを低くセットすることもしばしば。
周回ごとに同じコンディションでも走れないため、フレキシブルなスキルとポジションが求められています。今は、165ミリクランクを自分は使っています。

エンデューロやダウンヒルなどの速度域が高い種目になると、ブレーキングやコーナリングなどスキルをやりやすいポジションを重視します。前後のサスペンションの調整も入ってくるので、ジャンプをする、ドリフトする、グリップさせるなど、ライダーのスタイルに合わせてサスセッティングの能力も求められます。

●ロードではエアロとパワーの両立が求められていて、1台の自転車でいくつかの種目や距離をこなし、ライダーが多様に楽しんでいます。自宅で行うオンラインZWIFTも含まれますね。フィッティング の時には、ゴールをインタビューで聞きつつ、ライバルは何?という質問をするようにしています。

それぞれの競技でライバルを仮定すると、このようになるかなと思います。
・クリテリウム:順位、ポイント
・ヒルクライム:タイム
・ロードレース :展開に混り順位
・耐久レース:集団ゴール(集団に居続ける)

今後人気が出そうな、グラベルもこの僕のかなではロードカテゴリーに属性を置いていて、土の上を走ることが前提でより多様なポジションを求められている。海外のレースでは、ドロッパーポストを使っている選手もいたりととても面白い。機会があれば、グラベルのエンデューロレースはでてみたい。

過去の当たり前はもう使えない

ので、ライダーもフィッターも新しいことへチャレンジして行こうということになる。正解は全くわからないけどその最前線にいるのはライダーで、走りながら楽しいことを発見しています。僕たちフィッターもついて行かないとご機嫌な提案ができなくなってしまう。やや危機感を持っています。

フィッティングでは「ポジションはこう作るべし」も存在しないし、ずーっと同じ考えで「このポジションが良い」は言えないのです。自転車と身体の双方の道具を使う扱うスキルとライダーが、「使いやすい」に自転車が変わっても合わせて行かなきゃならない。

正解がないからいつも考えなきゃいけないのですが、失敗を恐れず一緒に未来のポジションを見つけよう。一緒に今の自転車の要素に合わせて、ワクワクするポジションを一緒に作りましょう。ご相談は気軽にお待ちしています。

2月スクールのご案内

安全にサイクルスポーツを楽しむためのスクールを各種開催しています。フィッティングを済ませたらバイクの操作方法をスクールを通じて学んでいきます。フィットとライドを一括りとしてポジションを作る渡邉ならではのトータルサービスのご提供の一環です。

三ツ星スクールでは見た目の「フォーム」や「カタチ」をレクチャーする事は致しません。体格、体質、フレームサイズ、バイクセットアップ、走行状況…あらゆる要素が複雑に絡みあい、バイクコントロールに必要とされるフォームやバイクのバランスポイントが刻々と変化し続ける為です。

三ツ星スクールのコンセプトは、バイクを走らせる本質を学び、自身で成長することです。

自転車に乗る時の基本姿勢「スタンディング」から、基本の「キ」を体験します。今まで「なんとなくなフォームや動作」が「何故そうなっていたのか?何故そうなるのか?」など理解を高め、理解をたかめます。技術は真剣に競技を行わないと身に付けられませんが、三ツ星ではレベルに合わせて内容を作り直しています。流行りのメソッドや考えが成長を邪魔している時もよくあります。

対象のレベルは、これからスポーツサイクルを楽しみたいとお考えのビギナーライダーや、バイクコントロールに長年モヤモヤを抱えている経験者ライダーまで幅広いライダーに向けて内容をまとめています、上級者の学び直しのライダーさんも満足できる内容です、是非ご参加お待ちしております。

ROAD   スキルスクール
開催日時2/11
開催場所田園調布、多摩川河川敷
開催内容スタンディング、スラローム、グループライド、ライドマナー                                   
自転車は操ると、漕ぐスキルの掛け合わせ
ROAD   体力向上スクール
開催日時2/24
開催場所田園調布、多摩川河川敷
開催内容①座学(スタジオ)、②ライドスキル、③グループライド、④ウエアの着方                                  
TT、TRI  ライディングイベント 
開催日時2月はスキップします
開催場所次回は荒川
開催内容ロングライド100km、フォームアドバイス、ラン10km(おまけ)                                 
MTBスキルスクール
開催日時2/23
開催場所田園調布、多摩川河川敷
開催内容   ①スタンディング、②コーナーリング、③ホッピング、④バイク調整(サス含め)                                           
研究会 三ツ星自転車研究会
開催日時   2/28  (仮予定)
開催場所オンライン
開催内容内容は下記PEATIXにて確認! 質疑応答・参加者との交流                                                  

順次、スクールのエントリーが行えるようPeatixにてご案内。事前にご登録をしていただくとごイベント案内がお手元に届きます。

MTBマウンテンバイクスクール

今回のMTBスクールでは、クロスカントリーレースやトレイルライドを楽しむライダー向けに、マウンテンバイクの「基本スキル」を徹底指導しました。

基本スキルはシンプルだけど奥深い!

バイクコントロールの基礎は、常に磨き続けるもの。プロライダーも時間をかけて基本を極めています。特にトレイルライドでは、日々の練習や意識が上達のカギ。大切なのは、練習を「楽しく続けること」です!自転車が徐々にコントローできるようになる、成長を楽しんでいきます。

主な練習内容

以下のスキルを学びました

スタンディング:加速・減速・停止のバランスを鍛える

スネーク:左右への動きで加速を身につけ、八の字走行へ応用

パンプ:上下動で自転車の挙動をコントロール

これらを通じて、マウンテンバイクならではの「3Dコントロール」を習得します。自転車にはアクセルがない分、身体全体でバイクを動かすスキルが求められます。

スクールの目的は「改革」!を自分の中で生み出すこと。

スクールでは、基本スキルを強化し、ライダー自身の動きに変革を起こすことを目指しています。プロの動きを真似て、楽しみながら進化しましょう!後日お渡しした、宿題を丁寧にこなして、次回のライドスクールの時にチェックさせていただきます。

そこの位置まで、体のポジションを動かして自己構築を行います〜

宿題を作りましたので、気になる方は練習のイメージにしてください。


次回のスクールはこちら、幅広く募集。2月は再び多摩川のオフロードで開催します。3月はスマイルバイクパークに行きます。

お申し込みは上の画像をクリックします

フィッティング事例

長いお付き合いのお客様の定期フィットです。自転車経験も長く体のストレスは無い状態でしたが、自分でバイクをコントロールしやすいポジションのオーダー。

体の動かし方の連動性を説明しながらのフィッティングとさせていただきました。ポジションの変化と出力の変化を観察しながらのポジション構築こそ、競技者に体感してもらいたい。今回のフィティングでは効率化があがり10〜20W程出力向上することができました。

答えよりも、考え方を知る事が大切

2022年3月6日 19:15

そろそろ気温も暖かくなり近所の「ヤビツ 峠」に走りにいきたくてうずうずしている、パーソナルサイクルトレーナーのゆうだいです。6月に富士ヒルに参加予定の方は、そろそろ本格的に準備をしたい頃合いですね。

ヒルクライムは苦手な方が比較的多いにもかかわらず、定番の練習方法が少なくお困りの方もおおい、「ヒルクライムを快適に走る考え方」をフィッターの目線でお話しします。2022年の富士ヒルに出て一緒に達成感と美味しい「うどん」を味わいましょう。

目次

  1. ヒルクライムを快適に走る考え方
  2. 客観的に目標を置き換えてみる
  3. 気合の目標ではなくリアルなゴールを立てる
  4. レース当日は答え合わせのつもりで走る
  5. 練習の目的は有酸素能力を強くすること

ヒルクライムを快適に走る考え方

今回のnoteの記事を参考にしていただき、フィットの現場でよくライダーが口にする「クライミングが苦手」と心当たりのあるライダーの練習TIPSになればうれしいです。

私の肌感覚ですが、速く走れる技、我慢の練習、瞬間的に強くなるメニュー…など秘伝の方法があるのでは?と、ネットで検索していませんか。近道のようで、遠回りかもしれません。

いつものヒルクライムやレースで思う存分走るためには、当たり前ですが事前準備が大切で、

レースは練習の答え合わせ

だと、自分は考えています。速くなる事(強くなる事)は自転車の上で行う筋トレですので、目標に到達するための、その人に合った練習の考え方を持っているのかがポイントです。

数年前の「ヤビツ峠」に行った時のデーターです。やや、余裕があるのでデータは綺麗に一定のペースで走れています。参考になれば。同じことをすれば近いタイムは出るってことです。

美味しい空気を吸いにいく – Yudai Watanabe’s 51.6 km bike rideこの時期にはヤビツ行っとかないと! 乗れていない年なのに、パフォーマンスが良い、機材の進歩感じるライド。それと、今日はタイwww.strava.com


客観的に目標を置き換えてみる


「我慢の鍛錬が練習なんだよ」とお考えの方も多いと思いますが、我慢で速くなったらみんなすぐにプロ選手になれてしまう。速くなることはそんなに甘くないです。

真面目にお答えすると、ネットにたくさん書き残してある、速そうな誰かがやったポジション、強くなったメニュー、は貴方が出来ない事かもしれません。そして、唐揚げを我慢して減量してもタイムは削れません。

気合で踏めるところまで踏んでみる・・・あとは最後まで我慢

ヒルクライムは苦手だ!と思っていて、気合いで・・・のように、自分と自分の根性との戦いを行い、決まって戦いに敗れている。いつか勝てるからポジションも我慢して乗ることをしていませんか。

身体はとても優秀で自己防衛する機能があり、自分の都合では都合良くリミッターは解除できません。だから、今日も、今後も勝たしてはくれないです。改めてクライミングはどのようなゲーム(レース)なのかを一度考えますと。

クライミングのライバル(目標)は「時間」

人でもないし、順位でもない、〇〇分のみ。これ、実は平等なんです。

数年前の富士ヒルのデーターを載せます。この時はギリギリ75分以内に走れました。やや、若いですね。

富士ヒルクライム – Yudai Watanabe’s 25.4 km bike ridewww.strava.com

気合の目標ではなくリアルなゴールを立てる

僕の富士ヒルのゴール目標は、75分で、平均250w、心拍165の見積りです。

タイムシュミレーションサイト→https://www.yamanashi-kankou.jp/members/powernavi/index.php?mode=powerNavi

多くの方が既に実践しているとおもいますが、僕はゴールから逆算して、やることをいくつかのテーマに整えていきます。
一定(rpm、心拍、フォーム)というテーマと、これらができるポジションにしようと考えています。

・75分サドルの上に座る
・平均250Wを一定に出す
・心拍(呼吸)、rpm、フォームを一定にする

こんな具合に簡単にしていきます。個人にあった、考え方をもっと知りたい方は、三ツ星レッスンサービスを御指名して下さい。

レース当日は答え合わせのつもりで走る


答えがわかるからこそ、必要なポジションを作る意味合いが理解できます。あるフィットのとあるライダーのインタビューの時、ヒルクライム のタイムを速くする場合、何を考えますか?すると、こんな答えが帰ってきた。

体重を軽くする、気合の練習をする、バイクを軽くする・・・

これらは、ライダーからよく聞くキーワードだったりします。ライバルが何者か特定できないと、ライバルを倒す練習できないですよね。だから多くのライダーが失敗してしまうのかな。

練習の目的は有酸素能力を強くすること

です。レースで目標のタイムに届かないと、それなりに気持ちが下がり、だんだん元気がなくなるライダーを現場で多く見てきた。練習を進めていく中で能力向上の手ごたえがない時は、走り方や考え方を見直す機会です。

有酸素能力を高めるためには、高い出力の無酸素の練習はマッチしていません。一定のペースで走ることが成功の鍵ですので、高い強度のインターバルの必要性も低くなります。十分に練習をしているライダーはそれだけではありませんが。だから、

・目標達成に必要な強度を設定する事
・目標のタイムの時間は走り続ける事
・それが可能なポジションである事

この3個の考え方が、僕の考えるヒルクライムを快適に走る考え方です。
参考になれば。

1月スクールのご案内

安全にサイクルスポーツを楽しむためのスクールを各種開催しています。フィッティングを済ませたらバイクの操作方法をスクールを通じて学んでいきます。フィットとライドを一括りとしてポジションを作る渡邉ならではのトータルサービスのご提供の一環です。

三ツ星スクールでは見た目の「フォーム」や「カタチ」をレクチャーする事は致しません。体格、体質、フレームサイズ、バイクセットアップ、走行状況…あらゆる要素が複雑に絡みあい、バイクコントロールに必要とされるフォームやバイクのバランスポイントが刻々と変化し続ける為です。

三ツ星スクールのコンセプトは、バイクを走らせる本質を学び、自身で成長することです。

自転車に乗る時の基本姿勢「スタンディング」から、基本の「キ」を体験します。今まで「なんとなくなフォームや動作」が「何故そうなっていたのか?何故そうなるのか?」など理解を高め、理解をたかめます。技術は真剣に競技を行わないと身に付けられませんが、三ツ星ではレベルに合わせて内容を作り直しています。流行りのメソッドや考えが成長を邪魔している時もよくあります。

対象のレベルは、これからスポーツサイクルを楽しみたいとお考えのビギナーライダーや、バイクコントロールに長年モヤモヤを抱えている経験者ライダーまで幅広いライダーに向けて内容をまとめています、上級者の学び直しのライダーさんも満足できる内容です、是非ご参加お待ちしております。

ROAD   スキルスクール
開催日時1/25
開催場所田園調布、多摩川河川敷
開催内容スタンディング、スラローム、グループライド、ライドマナー                                   
自転車は操ると、漕ぐスキルの掛け合わせ
ROAD   体力向上スクール
開催日時1月は未開催、来月にスキップします
開催場所田園調布、多摩川河川敷
開催内容①座学(スタジオ)、②ライドスキル、③グループライド、④ウエアの着方                                  
TT、TRI  ライディングイベント 
開催日時1/26
開催場所江戸川 (水元公園)
開催内容ロングライド100km、フォームアドバイス、ラン10km(おまけ)                                 
研究会 三ツ星自転車研究会
開催日時   1/31
開催場所オンライン
開催内容内容は下記PEATIXにて確認! 質疑応答・参加者との交流                                                  

順次、スクールのエントリーが行えるようPeatixにてご案内。事前にご登録をしていただくとごイベント案内がお手元に届きます。